画像は購入当時のもの。
月イチ~2ヶ月イチ程度で洗車に活躍してくれていましたが、ある日、全然圧力が上がらなくなってしまいました。
通常はモーターが回って水圧が上がると、自動的にモーターも止まるのですが、水圧が上がらないどころか、モーターも止まらなくなってしまいました。
購入から1年半経過しているので、保証ももちろん効きません。
ネットを調べてみると、ケルヒャーはスイッチ周りが弱いなんて記事もチラホラ。
ブログネタだワ~イなんて気持ちはこれっぽっちもなく、仕方なくばらしてみます。
まぁ、写真は撮るけどな。
本体背面の取っ手部含めて6本のネジを外します。
ケルヒャーは星型のトルクスネジと呼ばれる特殊ネジを使っていますので、ドライバーも専用の物を使います。
十徳ナイフ的な折りたたみ式のトルクスレンチを持っていたのですが、長さが足りません(泣)
六角レンチでも回るとか書いてある記事もありますが、ちょうど良さげなサイズ2.5mmでもうまく回らないのでしょうがなく専用に購入。
T-15ってサイズです。
カバーを外して中身を外します。
ひっくり返すとまたトルクスネジが見えるのでそれも外します。
中身がこんにちは
スイッチ部が問題かと思いましたが、なんか外すのが面倒そう。
先にポンプ部分を外してみます。
本体を立てて、トルクスを外していくと、ポンプ部分が現れます。
バネの力で勢い良く外れるかもしれないので注意!
オイルが満たされた中に、円盤(左側)とピストン(右側)が入っていました。オイルがこぼれないように要注意ですよ。
この円盤が回転して連続してピストンを押していき、圧力を上げるんですね。
で、ピストン側の部品をばらしていくと、逆止弁ぽいものが見えました。
その反対側で圧力が上がらない原因を発見!
割れてます・・・
ピストンで押された水が、逆止弁部の内側に流れ、この部品から出てくるのですが、割れてしまっているので、圧力が逃げてしまい、チョロチョロと出るだけになってしまったようです。
これではさすがに直しようもありません。
残念ですが諦めます。
部品をもとに戻し、ケルヒャーのホームページを見てみると、定額修理の文字が書いてありました。
モーター以外の部品交換でしたら定額6000円(税抜き)+送料850円で修理可能とのこと。
新品を買っても1万数千円ですが、何事も経験ということで、送ってみることに。
ケルヒャーのホームページに修理申込書があるので記入し、仙台の修理センターまで送付します。
待つこと数日。代金引換であっという間に到着!
修理表にはポンプ部バルブ動作故障のため構成部品の交換と記載されていました。
修理料金6000円+返送料850円+消費税548円 の合計7398円。
最初の送料も含めれば9000円近くかかってしまいましたが、新品を買うよりは半値程度で直ったので良しとしましょう。
修理表にも記載はありませんでしたが、おそらく凍結してしまったんでしょうね。
使用後は本体の吐出口を下向きにして水が出なくなるまで水抜きをしていたのですが、今年はやけに寒いので少し残った水が凍ってしまったでしょう。
説明書をよく見ると凍結防止方法が書いてありました。
給水口からウィンドウォッシャー液を注入して本体を回し、水を追い出してしまうんですね。
良い子のみんなはちゃんと説明書の注意書きをよく読むんだぞ!
次からはちゃんと守って壊さないようにします。
あれ?↓↓こっちのほうが修理代より安いぞ・・・(汗)
この記事へのコメント
さくらみこ
高圧洗浄機の修理例を検索中にたどり着きました。
参考にさせていただきました><
はたっち
コメントありがとうございます!
ちょっとでもお役に立てれば光栄です~♪